インプラント治療にはどれくらいの期間がかかる?治療の流れも
2026年7月24日
こんにちは。新宿区西新宿、都営大江戸線「新宿西口駅」直結、「新宿駅」西口より徒歩2分にある歯医者「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」です。

インプラント治療を検討している方のなかには、治療期間はどれくらいか気になられている方もいるでしょう。仕事や家事など日々の予定があるなかで、治療期間をあらかじめ知っておきたいと考えるのは自然なことです。
インプラント治療では、インプラントを顎の骨に埋め込んだ後、骨としっかり結合するまで一定の治癒期間を設けます。そのため、人工歯を装着するまでにはある程度の期間が必要です。また、お口の状態によっては治療の進み方が変わることもあります。
この記事では、インプラント治療にかかる期間の目安をはじめ、治療の流れや期間が長くなるケースについて詳しく解説します。
インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けることで、歯の機能と見た目を回復する治療法です。
従来の入れ歯やブリッジと異なり、ほかの歯を削ったり、固定のために支えにしたりする必要がありません。顎の骨と人工歯根がしっかり結合することで、天然の歯に近い安定性と噛み心地を得られるのが大きな特徴です。
見た目の自然さや違和感の少なさ、しっかり噛めるといった点で高い満足度がありますが、インプラント治療は外科手術を伴うため、体への負担を考える必要があります。
インプラント治療の期間

インプラント治療は、手術を受ければすぐに終わる治療ではありません。インプラント体を顎の骨に埋め込み、骨としっかり結合したことを確認したうえで人工歯を装着するため、治療には一定の期間が必要です。
治療期間はお口の状態によって異なりますが、人工歯の装着まで3か月~1年程度が目安です。インプラント体を埋め込んだあとは、骨と結合するまで治癒期間を設けます。この期間は、インプラントをしっかり支えられる状態にするために欠かせません。
また、治療期間には、精密検査や治療計画の説明、手術、人工歯の作製・装着など、複数の工程が含まれます。一つひとつの工程を適切な時期に進めることが、インプラントを長く安定して使用するためにつながります。
インプラント治療の流れ

インプラント治療は、検査から人工歯の装着まで段階的に進められます。ここでは、インプラント治療の流れについて解説します。
カウンセリングと精密検査
インプラント治療を始める前には、カウンセリングと精密検査を行います。
カウンセリングでは、歯を失った経緯や現在のお困りごと、治療への希望を伺います。あわせて、持病や服用中の薬などについても確認し、インプラント治療を行ううえで注意が必要な点がないかを把握します。
精密検査では、口腔内の診査に加え、レントゲンや歯科用CTを撮影します。顎の骨の量や厚み、神経や血管の位置を把握することで、安全性に配慮した治療計画を立てることができます。
また、歯周病やむし歯の有無、噛み合わせなども診査し、口腔内全体の状態を踏まえて治療方法を検討します。
一次手術(インプラント体の埋入)
精密検査と治療計画にもとづいて、顎の骨にインプラント体を埋め込む一次手術を行います。
手術は局所麻酔を使用することが一般的です。歯ぐきを開き、インプラント体を埋め込んだあと、必要に応じて歯ぐきを縫合します。手術時間は埋め込む本数などによって異なりますが、1本の場合は30分~1時間程度が目安です。
手術後は、インプラント体と顎の骨が結合するまで治癒を待ちます。この期間は、インプラントを長く使用するために欠かせない工程です。
麻酔が切れたあとは、痛みや腫れがみられることがありますが、多くは時間の経過とともに落ち着きます。術後は処方された薬を決められたとおりに服用し、傷口への負担をできるだけ避けながら過ごしましょう。
二次手術(アバットメントの装着)
インプラント体と顎の骨がしっかり結合したことを確認したあと、二次手術を行います。
二次手術では、歯ぐきを小さく開いてインプラント体を露出させ、インプラント体と人工歯をつなぐ部品であるアバットメントを装着します。一次手術と比べると処置の範囲は小さく、局所麻酔を使用して行うことが一般的です。
アバットメントを装着したあとは、歯ぐきが治癒して形が整うのを待ちます。
人工歯の作製と装着
歯ぐきの状態が整ったら、人工歯を作製するための型取りを行います。人工歯は、周囲の歯の色や形、大きさ、噛み合わせとのバランスなどを考慮しながら作製します。
人工歯が完成したら、アバットメントに装着します。装着後は、噛み合わせや装着状態に問題がないかを確認し、必要に応じて細かな調整を行います。
人工歯を装着した時点で治療は一区切りとなりますが、インプラントを長く使用するためには、その後も定期的に口腔内の状態を確認することが重要です。
定期的なメンテナンス
人工歯を装着したあとも、定期的にメンテナンスを受けることが大切です。
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯垢(プラーク)が付着した状態が続くと、インプラントの周囲に炎症が起こるインプラント周囲炎を発症することがあります。進行すると、インプラントを支える顎の骨に影響を及ぼす可能性もあるため注意が必要です。
メンテナンスでは、インプラントや周囲の歯ぐきの状態、噛み合わせなどを確認するとともに、専用の器具を用いて歯ブラシでは落としきれない汚れを取り除きます。
また、毎日のセルフケアが適切に行えるよう、歯ブラシや歯間ブラシの使い方など、お口の状態に合わせた清掃方法を確認します。
インプラントを長く使い続けるためにも、歯科医師や歯科衛生士の指示に沿って定期的に受診しましょう。
インプラント治療の期間が長くなるケース

インプラント治療にかかる期間は、お口の状態によって異なります。ここでは、治療期間に影響する主なケースについて解説します。
骨造成が必要な場合
インプラントは顎の骨に埋め込んで固定するため、骨の量や厚みが十分にあることが大切です。しかし、歯を失ってから時間が経っている場合や、歯周病によって顎の骨が吸収されている場合は、そのままではインプラント治療が難しいことがあります。
このような場合には、骨造成を行います。骨造成とは、インプラントを埋め込めるように顎の骨を補う治療です。
骨造成を行ったあとは、補った骨がなじむまで治癒期間が必要です。その後にインプラント体を埋め込むため、骨造成を行わない場合と比べると、治療期間は長くなります。
全身状態や口腔内の状態を整える必要がある場合
インプラント治療では、手術を安全に行い、治療後も良好な状態を維持するために、お口や全身の状態を整えてから治療を始めることがあります。
例えば、歯周病やむし歯がある場合は、それらの治療を優先します。歯周病による炎症が残ったままインプラント治療を行うと、治療後の経過に影響を及ぼす可能性があるためです。
また、糖尿病などの持病がある方は、病状のコントロール状況を確認しながら治療を進めます。必要に応じて、かかりつけ医と連携したうえで治療計画を立てることもあります。
このように、インプラント治療を安全に進めるために事前の治療や管理が必要となる場合は、その分、治療期間が長くなることがあるのです。
インプラント治療中の注意点

インプラント治療を計画どおりに進めるためには、歯科医院での治療だけでなく、患者さん自身による日々の管理も欠かせません。ここでは、治療中に意識していただきたいポイントをご紹介します。
歯科医師の指示どおりに通院する
インプラント治療では、決められた通院日に受診することが大切です。
手術後は、傷口が順調に治っているかを診察します。その後は、インプラント体と顎の骨の結合状態などを確認し、人工歯を装着するための次の段階へ進めるかを判断します。自己判断で通院を中断すると、治療計画に影響する場合もあります。
また、強い痛みが続く、腫れがひどくなる、出血が止まりにくいなど、気になる症状が現れた場合は、予約日を待たずに歯科医院で相談しましょう。
毎日の口腔ケアを丁寧に行う
インプラントを長く使用するためには、毎日の口腔ケアが欠かせません。
インプラントはむし歯にはなりませんが、歯垢(プラーク)が蓄積すると、インプラント周囲炎を引き起こすことがあります。進行すると、インプラントを支える顎の骨に影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。
毎日の歯磨きでは、インプラントだけでなく周囲の歯や歯ぐきまで丁寧に清掃しましょう。また、歯ブラシだけでは汚れが残りやすい部分は、歯間ブラシやデンタルフロスなども活用すると清掃しやすくなります。
自分に合った清掃方法がわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士に相談し、お口の状態に合わせたセルフケアの方法を確認しましょう。
禁煙する
喫煙は、インプラント治療にとって大きなリスクの一つです。たばこに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があり、傷の治りに影響することが知られています。
また、インプラント体と顎の骨が結合する過程にも影響を与えるため、治療が計画どおりに進まないことがあります。さらに、喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高めることも報告されています。
そのため、インプラント治療を受ける場合は、治療前から禁煙に取り組み、その後も継続することが大切です。
まとめ

インプラント治療は、手術を受けて終わる治療ではなく、カウンセリングや精密検査、インプラント体の埋入、人工歯の装着まで、いくつかの工程を経て進められます。治療期間は患者さんによって異なりますが、3か月~1年程度が目安です。
治療を円滑に進めるためには、決められた通院日に受診し、毎日の口腔ケアや禁煙に取り組むことも欠かせません。人工歯を装着したあとも、定期的にメンテナンスを受けることで、インプラントを長く良好な状態で維持しやすくなります。
インプラント治療を検討されている方は、新宿区西新宿、都営大江戸線「新宿西口駅」直結、「新宿駅」西口より徒歩2分にある歯医者「新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、「可能な限り痛みを抑えた、削る量が少ない、歯の神経を守る治療」を心がけています。お仕事などが忙しい方向けに「短期集中治療」にも対応しています。ホームページはこちら、24時間対応のWEB予約もございますので、ぜひご活用ください。

■この記事の監修者
日高 英治
経歴
- 2006年 日本大学歯学部 卒業
- 2007年 日本大学歯学部付属病院にて研修修了
- 2008年 日髙歯科 勤務
- 2009年 太陽歯科西日暮里診療所 勤務
- 2012年 太陽歯科花畑診療所院長として勤務
- 2014年 YOU歯科クリニック開設
- 2024年 新宿駅前サイナス歯科院長として勤務
資格・所属学会・団体
- 国際インプラント学会 認定医
- ジンヴィ(旧白鵬)インプラントアドバイザー
- 日本口腔インプラント学会
- インプラント再建歯学研究会100時間講習修了


