はじめまして!
2022年11月24日
はじめまして!
新宿駅西口より徒歩1分、新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科の逵 佐穂(つじ さほ)と申します。
クリニック開院より約半年が経ち、当初はガラガラだった予約もおかげさまでずいぶん埋まるようになってまいりました。ようやく少し余裕ができてきたので、今日からブログの更新をしていきたいと思います。
初投稿ということで、まずは当院の自己紹介から始めさせていただきます。
新宿駅の小田急ハルクほど近くのプリンスビルの3階に位置しております。
↑1階はビッグエコー。3階の大きな看板が目印です。ビッグエコー向かって左手にエレベーターが2基ございます。
当院は今年2022年5月23日に新規オープンいたしました。診療ユニット10台と全身麻酔の手術室1室を備えております。歯科クリニックとしてはやや大型といえるでしょうか。
歯科医師は非常勤を含めて現在総勢16名になりました。得意分野がそれぞれにあり、インプラントの専門医を始め、歯周病に強いドクター、根管治療・歯内療法に強いドクターや、親知らずの抜歯が得意なドクターなど、各方面のスペシャリストが揃っておりますので、おひとりおひとりのご要望により一層寄り添った選択肢をご提案させていただけます。また、常勤のドクターはそのスペシャリストたちの診療や講義を受けて、エッセンスを自分の診断・治療に取り入れ、それぞれにできる範囲を少しずつ拡大しております。
在籍しているスペシャリスト≫
・日本口腔インプラント学会認定 インプラント専門医(3名)専修医(1名)
・日本歯周病学会認定 歯周病専門医(2名)
・日本歯内療法学会認定 専門医(1名)
・日本口腔外科学会認定 認定医(3名)
・東京医科歯科大学 顎顔面補綴外来 非常勤講師(1名)
歯科医師ひとりでは、どうしてもできる診療の範囲や精度に限界があります。もちろん主治医は当院といえども原則として一人ですが、それぞれが自分の診療の腕のおよぶ範囲をよく理解して診断にあたっておりますので、必要に応じてすぐにクリニック内でその方面のスペシャリストをご紹介できます。理事長が当院を立ち上げるにあたり、コンセプトとしたのは“小さな大学病院”であったそうですが、それがまさに実現できていると自負しております。
ご紹介したい強み、特色は多々ございますが、ありすぎてとんでもなく長くなってしまいそうなので、今回は私が主に携わっているクリニックの強みを含めて、自己紹介をさせていただきます。
↑先日クリニックで誕生日を祝ってもらいました
東京都品川区にあります、昭和大学という医系総合大学を2016年に卒業しました。6年生の頃には、名ばかりですが国家試験対策委員長を務めておりました。ありがたいことに学生時代から周囲の人間関係に恵まれ、“委員長”“院長”といった長の肩書をマスコットのように預かることが多かったように思います。ここでポイントは『マスコット』だということです 私自身はかなりぽけっとしているので…参謀や副という立場の方には相当ご迷惑をおかけするタイプです ただの懺悔になりそうなのでこのあたりで学生時代の話は切り上げます。
歴としては7年になります。歯科医師としてはまだまだ若輩ですが、就労時間の合計だけで言えばワーカホリックと言われるぐらい診療には携わってきました。持っているプラスアルファの資格では、日本口腔インプラント学会認定の専修医と、invisalign Go(プチ矯正)の2つを取得しております。
歯科医師にも医師と同じように、研修医制度というものがあります。国規定の修業期間で、最短1年からプログラムによって2年のものもあります。私は東京女子医科大学病院の歯科口腔外科で、医科麻酔科、救急救命科の研修をふくむ2年の研修プログラムを修了しております。ここで学んだことで、今サイナス歯科に生かせていることとしては、
・歯科治療が怖い方へ 静脈内鎮静法
・腫れない親知らず抜歯の点滴療法
・基礎疾患のある方への歯科治療 特に歯科領域に影響の出る疾患の方や、副作用のある薬剤をお使いの方
・インプラント治療にあたり避けて通れない外科処置
このあたりが挙げられるかなと思います。今回の記事では、開院してみて意外にも需要が高いなと感じたいちばん上の“静脈内鎮静法”についてご紹介させていただきます。
“静脈内鎮静法” 点滴で眠くなるお薬を入れて、患者様に少しぼーっとした状態で治療を受けていただくやり方です。歯科に関わらず、眼科や美容外科などの小手術の際にも併用されることがありますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
↑先日の静脈麻酔併用の治療風景
お口周りは急所が多いし、潜在的な恐怖を煽る音や刺激が歯科治療には伴いがちで、治療だとはわかっていてもどうしても怖くて足が遠のいてしまう…という方はとても多いです。私も実際に歯科医師になるまでは、何をされているかも、必要性も分からなかったので、治療も歯石取りもされるのが嫌いでした。だからこそ、歯医者になるときにこの“静脈内鎮静法”だけは、絶対に治療の選択肢としてご提案できるようにしたい!と心に決めておりました。
麻酔担当、治療担当で歯科医師2名以上、また、治療のアシスタントにつく歯科衛生士も2名以上の人手が必要になることや、麻酔から醒めるまでお休みになっていただく時間が必要なことなどから、治療費とは別途で金額を頂戴しております。本来なら、治療が苦手な方に気軽にオプションとして選んでいただきたいのですが、患者様方にとってはやはり費用面がハードルになり、この額を出すだけの価値が本当にあるのかとお考えになる方もいらっしゃることかと存じます。
当院では術前に1回の施術でどこまで治療を進められるかをよくシミュレーションし、その患者様が治療のどの工程が苦手で、どの工程を鎮静下で受けたいのかをお伺いして、費用対効果をなるべく高く、回数も負担もなるべく少なくなるようしっかりとご相談させていただいたうえで治療にあたりますので、表記の料金で諦めず、一度ご相談にお越しいただければ幸いです。
静脈内鎮静のご希望でご来院くださった方のなかには、費用がハードルとなり断念され、事前のご説明とお声かけをしっかりすることで徐々に通常の治療に慣れてくださった方もいらっしゃいます。歯医者が苦手で苦手で仕方がない、怒られそうで怖い、そんな方にこそ、どうか当院に一度足を運んでいただきたく思っております。
なお、現在当院では麻酔薬は複数種類のご用意がございます。症例によって使い分けや併用を行いながら、確実にリラックスした状態で治療をお受けいただけるように徹底しております。他院ですでに経験されてあまり眠れなかった方もご相談ください。
他にもご紹介したいことはたくさんありますが、初回の記事はここまでにさせていただきます。
順次更新していきますが、何か疑問に思われることや、治療に際してのご不安等ございましたら、お気軽にご相談くださいませ。皆様のご来院を心よりお待ちいたしております。