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お子さんと歯医者

2023年4月19日

 

最近、新学期が始まり学校歯科検診の紙をお持ちになり来院される患者様が多くいらっしゃいます。
小児歯科では、大人の歯に全て生え替わり、成人の噛み合わせが獲得される時期までの治療を指し、トピック
を3の項目に分け説明をさせて頂きます。

 

目次:
1:虫歯治療
2:歯並びと矯正
3:食育

 

1:虫歯について

 

虫歯の治療はもちろん交換期で抜けなかった乳歯を抜歯したり、正常な発育や発達など全身を診ていくことが
大切です。6歳ごろから永久歯と言われる大人の歯が生えて来ます。小学生を迎え親御様の目が離れ、友達同
士でお菓子などのやりとりを行うため、虫歯が増える機会が多くなります。なので、子供達に食べた後は、歯
を「正しく」磨くことや、水でブクブクうがいをすることを根気強く習慣づけることも大切です。

12歳になるまでには部活動が始まり、「仕上げ磨き」を卒業することで正しい歯磨きを行うことがとても重
要になります。

 

虫歯を予防する為に、高濃度のフッ素を塗布したり、正しい食事指導や仕上げ磨きはもちろんお子様本人に歯
ブラシ指導などを行い、お家での口腔内の管理が重要だと考えております。

 

もし虫歯になってしまった場合でも、なるべく歯を削る量を少なくする為にも虫歯を早期に発見し、痛くない
ように削ることが重要です。定期検診が必要でその都度必要な処置を行い、長い期間で見守ることが重要だと
考えております。

 

親御様の目が離れても、お子様が一人で正しく歯を磨き虫歯になりづらい習慣づけを行います。
歯科医師、歯科衛生士、親御様、そしてお子様で正しく口腔内を守ることが重要であると考えております。私
の実体験になるのですが姪が小学生のころ、歯磨きを嫌がっていることがありました。

 

「一緒におじさんと歯磨きをやろう」「バイキンマンが来ないように一本ずつ丁寧に磨いてね」と、声かけ一
つで子供の歯磨きに対する姿勢というのは変わるものなんだと勉強になりました。

 

また、子供達の口臭に悩まれている親御様も多くいます。勿論、口腔内が不潔で虫歯ができやすい環境だと細
菌が繁殖してしまい、口臭に繋がります。当院では、唾液検査をおこなっており、虫歯や歯周病は勿論、口臭
などを具体的に数値として評価し適切な診断を行い、必要があれば治療介入していくことができます。

 

 

 

2:歯並びと矯正

 

歯並びを良くすることは、正しく歯ブラシが当たることで虫歯になりにくい口腔環境を整えることができま
す。正しい歯並びを獲得する上で欠かせないのが、舌と口の周りの筋肉です。歯並びは舌と唇に挟まれて環境
が整うからです。口をポカンと開けていたり、指しゃぶりや舌で前歯を押し出すような習慣があれば、注意が
必要です。まず、本来の舌の正しい位置は上あごに舌背といって、全てピッタリと吸い付くように、くっつい
ている状態が正しいです。口呼吸がある場合は、舌の側面に歯型がついていることが多いです。そこで、おす
すめしたいのが「あいうべ体操」です。舌や口の周りの筋肉を鍛えることで、歯並びが悪くならないように、
そして唾液の分泌が増えるため自浄作用により虫歯のリスクも下がります。また、子供の矯正は、永久歯が生
えてくる前にきれいに並ぶだけのスペースを作っておく予防的な治療です。子供達にとって生涯大切な大人の
歯を守る為に、正しく歯が生えそろっているか矯正治療が必要か、また「指しゃぶり」や「口をポカンと開け
ている」など歯並びを悪くしてしまう、口腔習癖の改善を行うことで、歯ブラシがきちんと当たり虫歯になり
にくい口腔内の環境を整えることがとても大切です。当院では、虫歯の治療はもちろん、矯正認定医の歯科医
師も勤務しており、習慣づけなども含めた総合的な小児矯正治療をおこなっております。

 

 

3:食育

 

現在の日本では子供の好みによって、粗食になりがちになってしまうことや食事の量を必要充分の量を摂取で
きない問題があります。具体的には、保護者様から「食事を出してもすぐお腹が一杯になり、少食になのでし
ょうか?」という質問を受けます。もちろん、体調や季節の変わり目などでお子様が少食になる場合もありま
す。普段は椅子に座りテーブル上の食事を取っている子が、椅子に座らず膝立ちで食事をすると、普段とは違
う方法で食事を取らなければならず、普段との違いから食事を口元まで運ぶ動作が億劫に感じてしまい食欲の
減退につながることもあるのです。つまり、正しい食事の姿勢を習慣づけることで理想的な成長をサポートす
るのです。

 

また、口の筋肉は数種類あり、体幹の筋肉ともつながっています。背筋が悪い状態が続くと咀嚼など口の運動
にも悪い影響を受けるのです。また、噛むことの大切さは、脳の発達を促進するだけでもなく、唾液が出るこ
とで虫歯の予防にもつながります。食事の内容も30回ほど咀嚼して食べられるようなものがいいと言われてい
ます。食物繊維が多く含まれる、根菜などは咀嚼回数が多い為、好ましいです。一方、プリンやガムなど粘着
性のある食べ物や流動性に富む食べ物などは、糖類などが多く粘着性のため虫歯のリスクを上げてしまうきっ
かけになってしまうので、注意が必要です。

 

最後になりますが、子供たちの性格はそれぞれで、一人ひとり出来ることを確認し、可能な歯科診療を提供し
たいと考えております。その為に、なるべく早い年齢から歯科検診で来院して頂き、口の中を触られること
や、歯科医院の音や匂いなどの環境に慣れて頂きたいからです。そうすれば、お子様にとってなるべく負担の
少ない状況で円滑に虫歯治療が出来るからです。保護者の方や、お子様に対して歯磨剤や歯ブラシ指導を歯科
衛生士が行い、虫歯が出来にくいお口作りをスタッフ一同で取り組みたいと考えております。

 

 

新宿駅前サイナス歯科・矯正歯科 鈴木遼介

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